皆さんこんにちは。今日は、ホームズデザイナーより地形由来についての雑学を少しご紹介させて頂きます。
土地購入をご検討する場合ご参考としても覚えておいていただければと思います。
(地形由来の漢字例)
■その1…「窪」
「窪」とは、地面のへこんだところを意味する言葉。地面が他の場所より低いとすると、当然水が溜まりやすくなります。
転じて、「窪」がつく地名は地盤が弱く、土砂崩れや地滑りの可能性が高い場所といわれています。
■その2…「谷」
「谷」とは山と山の間の地形のこと。隣り合う土地より低い場所であり、川が流れていた痕跡と見る場合も。
現在も低地で、雨が降ると冠水してしまうなど、水害に遭いやすいエリアかもしれません。
■その3…「梅」
「梅」という字は「埋」に由来し、かつて土砂崩れで埋まった土地だったり、田畑を開墾する際に人工的に埋め立てたりした土地
を意味することも。埋立地は総じて地盤の良くない場所とされ、液状化などの問題も考えられます。
ほかに、「宇目」「馬」などで表されることもあります。
■その4…「倉」
岩盤の露出している崖や崩壊地を示すことがあります。そのほか、「蔵」や「暗」などと表記される場合も。
■その5…「平」
「田井」や「台」などとされる場合もありますが、河川周辺で段丘上の平地である可能性があります。
「平」は、山間部の地すべりによって形成された緩斜面の場所に使われるケースも。
いかがでしたか?調べていけば、色んな地名に上記の漢字が使われています。この他にもまだまだ地形由来の漢字はありそうですね。
それではまた次回。